創始者の本とワークはATJ

ATJ・アレクサンダーテクニークジャパンには
FMアレクサンダー氏の本当のワークがあります。

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  ●「新人類の最高遺産 - メタ意識調整・アレクサンダー氏のワークを越えて - 」 ATJ著

2020年11月出版
        
 
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  目次

前書き
口絵
本書のあらすじ

本書で扱う中身
総論 身体心理霊性など総てで発達する
 文化という名の習慣
 差別問題
 表現方法

第一部
 概略 ワークの歴史的基盤
 第一章 FMアレクサンダー氏のワーク
  全著作の目次
  『人類の最高遺産』
 『建設的に意識調整するヒト』
  『自己の使い方』
  『いつでも穏やかに暮らすには』
 第二章 氏の作品解説
 第三章 各種のイストワール
 第四章 進化する「進化するテクニーク」、「メタ意識調整」、アイ・テクニーク
  FM氏のワーク核心部
  FM氏のワークにおける更なる改善点(過誤)
  進化する「進化するテクニーク」
  FM氏の過誤を修正する
  第一調整の非存在、そしてアイ・テクニークへ
  エニアグラムの解説
 付録一 ジョンデューイと戦争推進

第二部
 概略 人間の本体は霊性であるのか
 第一章 「心理や精神」のワーク
  伊勢に七度、熊野に三度、どちら欠けても片参り
 第二章 霊的なワーク
 第三章 哲学や宗教観
 第四章 音・思い込みからの脱却
 付録二 当該ワークの実践例

第三部
 概略 衣食住から見る
 第一章 食事改善
 第二章 住環境の影響
 第三章 特に電磁波や放射線の影響
 第四章 相互関連

あとがき・終わりの始まり
 
  本文抜粋
本書で扱う中身から

FMアレクサンダー氏を全く知らない読者諸君もおられるだろうし、以下、三つ目の紹介文とする。明治元年頃に生まれた氏の英語原著はネットで無料公開され、かの地では図書館にある。外野が姦しい日本においても、百年越しの原典つまり創始者著作集にこそ重要な意味がある。我々は主要四作の日本語版を出版した。氏はたゆまぬ努力を続けた類まれな天才であり、個人が自己進化する手法を編み出した。

ただし翻訳者であろうとも、氏の見解に手放しで賛同するわけではない。最大の理由は「西洋」社会の大前提にある。そのうえ、現在のアレクサンダーテクニーク界は全世界で創始者のワークを離れ、あらぬ方向へ進んだ。

本書を「身体心理霊性など総てで発達する」と始める。実に、これは全編の主論だ。続いて、FMアレクサンダー氏の論点概要と解説をする。次、我らの見解として、FM氏の主張と異なるか、もしくは氏の触れていない事案も示す。読み進む読者が文章に既視感を持たれたならば、錯覚ではなく意図的にそんな作りになっている。当該ワークを受け継ぐ遺伝子に二重らせん構造がある。

文化的背景から具体的手法まで示そう。あまり知られていないけれども、アレクサンダーテクニークを世界最強の軍隊イスラエル空軍やモサド、そして英国軍将校の一部が採用している。周辺ワークとして我らが取り入れているNLP(神経言語プログラム)は顕著だ。NLP創始者のひとりジョン=グリンダーは元米国軍人である。グレゴリー=ベイトソンもCIA関係者だ。軍部の資金援助により進められ、マインドコントロールを解く研究を基に、裏返せば、容易に解けないマインドコントロールの研究が出来る。

我らは新たなマインドコントロールや催眠手法を他人に試みるのではなく、その逆で、全世界にはびこる巨大で根深いマインドコントロールや催眠から自ら脱出する方法を示したい。近代戦は情報戦で総力戦かつ日常戦だ。国際金融資本やその手先となった国家群を操る一握りの支配層が勝利するのではなく、我ら地球人種が全面勝利するためのウインウイン手法となるべきだ。各個人が重要だ、とFM氏は論じた。

人類が種として発達する手法について、現場での実践的作業を言語化するのは大変困難であるにもかかわらず、氏は苦労して著作を遺した。第一作『人類の最高遺産』(原本初版一九一〇年)・第二作『建設的に意識調整するヒト』(原本初版一九二三年)・第三作『自己の使い方』(原本初版一九三一年)・第四作『いつでも穏やかに暮らすには』(原本初版一九四一年)があり、日本語版も揃った(巻末参照)。英語原典では他に『論文・講演集』『書簡集』などもある。日本語読者のために、原本からの引用を基に再編集し解説した『アレクサンダーテクニーク・ワークブック』がある。

そして、誰しも宝石のようなセリフに心打たれる『自然に演奏してください(ビビアン=マッキー著)』がある。『マインドモデリング』はワークの発展形式であり、翻訳者として橋渡しをする以上の用途がある。各書籍に、心身統合体である人間有機体における課題があると同時に、手段を吟味すること、つまり根本原因に気付いて減らし、道筋において望ましくない結果を減らし、最終的に、望ましい結果へ至るやり方がある。

深遠な思い方を解説するならば、思想の元となる宗教観なども扱わざるを得ず、他に適切な言葉があればいいのだが、要するに、用語「霊性」で示される領域を含む。人間はカミサマではなく、天才も完璧ではなく、正しい人でも間違える。

弘法も筆の誤り。近代の大前提でさえひとつの思い込みにすぎない。ここでの文脈でさらに別の言葉にすると、十九世紀の大英連邦における常識は現代と違う。当時でも明白に、東アジアの常識とは異なっていた。そうした見解の相違は、FM氏個人に帰するというよりも、むしろ文化・人間・国家観などに由来する。

物理現象面において、人類最大の懸念である核エネルギーについて、一九四四年まで一般人はほぼ無関係だったから、FM氏による言及は少ない。けれども現代的な健康被害を及ぼす新たな原因として、電磁波障害・放射能・化学物質・薬物など、つまり食品や住環境がある。原因を減らせば、望ましくない結果は減る。

FM氏による意識調整を本書でさらに掘り下げ、私見を加味した手法の総称を便宜上、メタ意識調整(MIC)とする。英語にすると、(meta-conscious control)で、接頭語・メタ(meta-)に複数の意味があり、後から(after)、超えて(beyond)、共に(with)、変化(change)などだ。個体進化学、個体進化術としても差し支えない。具体的なテクニークにおいて、虚数(ⅰ)領域まで考慮し、アイ・テクニークとする。どこまでもいつまでも、より望ましい結果へ至る道筋を共に歩もう。

 
 
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