誰でも、仕事に、日々の暮らしに、
最小のエネルギーで最大の効果をあげられます。
 いろいろな問題を見つめます。

 パフォーマー

 アレクサンダーテクニークの本場イギリスでは、RADA〔王立アカデミー演劇学科と芸術学科〕や
シェークスピア劇団で必修科目となっており、英語圏を中心に世界各地の大学など高等教育で
授業として取り入れられています。
近年、日本の大学でも取り入れられるようになってきました。

 「自然に演奏してください・Just Play Naturally」の著者ビビアン=マッキーは
スコットランド在住のベテランアレクサンダーテクニーク教師であると同時に、
パブロ=カサルス氏の愛弟子です。
「皆さん、音楽性とか演奏技術とかよくおっしゃるけれど、ATなしに本当の演奏なんてできるのかしらね」という記述があります。
そのくらいATを利用するのと、しないのとでは、パフォーマンスの質が変わります。音色も表情も何もかもが変わります。
加えて、一般のAT教師にはカサルス流の教えなど不可能です。別の訓練がいります、その点をお忘れなく。

翻訳者の私(DJ)は彼女のワークを引き継いでいる全世界でも数少ない継承者のひとり、つまり、カサルスの孫弟子です。
ATJでは「JPNワーク」と呼称し、特に音楽家が飛躍的に演奏向上するためのレッスンを構築しています。
音楽の核心部までお知らせします。

弓を持つ腕や重い楽器を支える腰に痛みがあったり・演奏や公演後にひどく疲れたりする方、セリフが届き難かったり・芝居の後や
歌ったあとに声がかすれる方など、具体的にお困りの方にはアレクサンダーテクニーク教師はきっと救世主に思えるでしょう、
違うのです。自分で自分を救うのです。
                                                                            
特に、
問題点はなくとも、楽器の息づかいや操作性を向上したい方、
ステージ上でより良い演奏や演技がしたい方は、
アレクサンダーテクニークでいともたやすくそちらの方向へ行けることに
驚かれるでしょう。


当然ダンスやバレエに応用されています。
外国のURLに続々案内があるように、ATを使うようになって、
同じ人とは思えないほど美しくなるダンサーは世界中にいます。
また、よくある足首や腰の故障から解放されます。ATJの生徒さんでもダンサーは多いです。
「踊る」というのが泣けちゃうくらい痛いのを我慢して動くことだったのに、そんなものは何もなくなってラクにスムース動けるとしたら、
ダイナミックで繊細で優雅な動きにならないわけがありません。

運動選手ではどうなるか。オリンピック常勝のドイツ馬術チームも利用していますが、別の例を挙げてみます。

ゴジラファンが友人にいます。以前は巨人にいて大リーグを引退すると宣言した松井選手です。
その友人からしょっちゅう聞かされるので、特にファンではない私もひとつ観察した時期があります。
何年か前の報道では、その以前から右ひざが調子悪く、かばっているうちに左ひざが調子悪くなり、
手術などで手当てしているとのことで、有名なスポーツ医学の権威である慶応大学医学部博士によるスイングがどうだとか
腰の位置がどうだという話は TV放映されてもいました。しかし、松井選手のクビとアタマの関係や、全身の使い方が
どうなっているかという観点を、私は聞いたことがありませんでした。

映像で判断すると、彼がスイングするときにはほぼ必ず、
・まずクビを固くして、のどのあたり頚椎の第5関節辺りで折り曲げてアタマを下に引き下げ、
・続いて腕を胴体の方向へ不必要に引き込んで、・バットの振り始めから腰椎の 3番辺りを支点にしてよじり、
・従ってそこから筋や腱が伸びているラインに沿って下肢にいたるまで不要な収縮をしており、(その結果!)、
両膝を内側へねじ込みながら、バットを振っていました。バットを振るどころか、軽いジョギングをする直前にも、ほぼ同様で、
・まずクビを固くして、のどのあたり頚椎の第 5関節辺りで折り曲げてアタマを下に引き下げ、それから動作をしているようでした。
ここからは仮説ですが、もしかして AT へ生徒としてこられたなら、松井選手は勘が良いでしょうから、
たぶんアレクサンダーテクニーク 1 回 40分として 20 回のレッスンもあれば足りたでしょう。
それで、スイングの時にもアタマとクビの関係がラクになって、すなわち無駄な緊張がなくなり、全身の使い方が引き続いて変わり、
当然、特定部位であるひざの痛みなどは消滅する方向へ行き、
もしかしたら、イチロー選手を抜いて首位打者になっていたかもしれません。

そんなことがあっても素晴らしい記録を残し大いにファンを湧かせた強打者に拍手を送りたい気持ちもありますが、
もしかして、全く別の視点、すなわちAT的な視点があったなら、まだまだ現役選手を続けられたのではないか、
と思うと少し気の毒ではあります。

例えば、「自然に演奏してください」をレゲエに応用するとこうなります。
つまり、アレクサンダーテクニーク・カザルス流音楽の核心・NLPなど総合してお伝えしている資料です。

http://www.youtube.com/watch?v=leA_wau7hew&feature=youtube_gdata_player(富山のWSから)



 いろいろな問題を見つめます。