エニアグラム
  プロセスをエニアグラムで解説
なぜそれほどまでにエニアグラムが大事にされていたかというと、エニアグラムを使用してうまく作成することが出来たプロセスは実行可能になるからです。
そのプロセスが広く皆の役に立つアイデアならばいいのですが、もし利己的な動機、例えば殺人や戦争・原爆、自分さえ儲かればいいというお金儲け・他人を操作することなど、悪の道に利用されたらどうなるでしょう。恐ろしいことです。そのことをきつく戒めるために、20世紀初頭までアフガニスタンのスーフィー教団では厳しい管理をしていたのでしょう。

我も良し人も良し、という目的でエニアグラムを使わないと、我々にもきっとその反動が来ます。

それを心に刻んでから、さあ実践です。

                                    

エニアグラムとは、9つでできた図形といったような意味です。
円周上に等間隔で9つの点を設け、三角の3・6・9番と、その他の1・2、4・5、7・8番にキーワードが入るよう作成します。
エニアグラムを使ってうまく行くプロセスは多層的に同時進行します。
外周は時間軸に沿って進みます。0・1・2・3~9のように時間軸で一周し、再び戻ったら、より改善された状態を始点に、
再びもうひとつ次のプロセスが始まります。また次。その次というように進めば進むほど、より改善されていきます。
内周は、時間を越えて進みます。1→4→2→8→5→7→1、あるいは1→7→5→8→2→4→1のように進むこともあります。0・9⇔3⇔6⇔9・0のラインは三角をどちらかに進みます。
エニアグラムの作成に当たって:
0・9番にテーマを据え、3・6番は外界からの刺激を使うこともできますし、いろいろな方法があり、工夫すると有機的なつながりで無限の可能性が開けます。

簡単なところで誰にでも役立つプロセスの例

①おいしいごはん

     

1の材料に、無農薬新潟産コシヒカリの三分つき米、を使うとなれば、そのように構築してプロセスを
踏めば誰でもおいしいごはんが焚けるでしょう。
あるいは、本格派ネパールカレーなら、8の盛り付けから考えて、インディカ米のぱらっとしたサフランライスを思い浮かべ、そうなるように調理するにはどのように材料選定をするかまで遡ることによって、
プロセスが一目瞭然になるでしょう。
同じ材料でも、その他のやり方を変えてTPOにあわせれば、味も用途も変えられます。炊き込みご飯でも、麦飯でもなんとでもなります、このエニアグラムをうまく使えば。

②音楽のコード(和音)
     

まったく始めてギターをやろうとする学生が、独学でコードを学ぼうとして苦戦していました。その人との授業でこの表を使ったら、彼女はたったの10分で理解しました。
3・6は外からの力として、半音の操作をします。
0・1・2でⅠ。
0・8・7でⅣ
2・4・5・7でⅤの7、属7です。
0・1・2・4、3の働きで4は半音下がり、セブンスコード  などなど・・・。

音楽教師にとって、特に初心者に教えている人には、
こんな素晴らしい一目瞭然の教材は他にありません。
書物の説明では何ページ分にあたるでしょうか。
エニアグラムを用いると一枚の単純な紙面に無限の広がりができます。いくらでもわかりやすく理解できます。

③人格性格判断
        

この図はエニアグラムの説明書によく見られる人間の成長過程と人格性格判断で、これはちょっと複雑です。OKな人、正しい人、のように「人」を追加するとまたわかりやすくなりますが、くわしい説明と実践はワークショップでやりましょう。


おいしいごはんにもエニアグラムが利用できるという風に紹介してある書物を日本語で見た事が
ありませんけれど、もしどなたかご存知なら教えてください。