エニアグラム
 
  SHIN Code エニアグラム
エニアグラムがうまく使えるようになった人、
そんな人はあらゆる局面でどこまでもいつまでも改善されていくシステムの提示が出来るようになります。
          
  日本における「エニアグラム」紹介の誤解を解く。
書店へ行けばいろいろなエニアグラムの解説やノウハウモノが出ています・・・
皆さんは簡単に手に取ることが出来ます。そのほとんどが人間の性格診断に関してのデータのように書かれていると
お気付きでしょう。
確かに人間の性格判断にエニアグラムを利用して、人間関係を再構築するとかなり役立ちます。
それだけでも面白いものです。

後ほど、エニアグラムを利用した性格分析を紹介しましょう。
しかし、かなりがんばってみても、エニアグラムの一般的な利用方法について描かれたものまで見つけるのは困難でしょう。
エニアグラム紹介者のグルジェフワーク関係のところに少しだけ載っている様に、エニアグラムは元来人格分析のみを目的として造られたものではありませんから、日本では非常に偏って矮小化されて紹介されています。

 例え話です。
 ダイエットという言葉は、もとの英語では食事療法という意味です。
 「ダイエットスリッパ」なんて,英語で言うと本国人はそんなものどうやって食べるのかと
 不思議に思うでしょうね。
 そうしたズレが出てきています。
 
 もうひとつの例え話です。
外国人でスキヤキが好きな人がいたとしましょう。その人は日本料理といえばスキヤキしか知りません。スキヤキはおいしいし、みんな好きです。それだけなら問題にならないでしょう。しかし、その人がある国でその道の権威者として「日本料理とはスキヤキのことであり、それ以外は日本料理ではない。」と決めたらどうなるでしょうか。寿司屋も天ぷら屋も逮捕されかねない勢いだったとしたら・・・、事情を知る本国人には噴飯ものでしょう。
  エニアグラムの歴史
エニアグラムは無限の可能性を秘めたサイバネティクスモデルを提供する打ち出の小槌のような装置であり、多角的な思考方法を視覚的に非常にシンプルな形にまとめる神聖な図表と呼んだ方が的確です。ここにざっと、エニアグラムの歴史を紹介します。
エニアグラムの利用はおそらく紀元前に遡ることができるとある紹介記事にありました。元来は、アフガニスタンの秘密結社において守られ、教団以外には門外不出の密教として受け継がれていました。秘密を漏らしたものは死で償わなければならないほど厳しい戒律だったようです。そこまで恐れるに値するエニアグラムの効力なのです。

さて、何世紀もそうやって守り継がれていた美しい中央アジアの国土に、じわじわと醜悪な帝国主義が進入してきたのは19世紀後半のことでした。ひしめき合う列強諸国が自国の権益のため、国益拡大のため派遣された一人の男、G.I.グルジェフ氏、仲間にはGと呼ばれていたようです。Gはグルジア出身の軍人で帝政ロシアが派遣したスパイでした。変装と陰謀で塗り固めた参謀Gはまんまとアフガニスタンの秘密結社に入り込むことに成功し、数ある秘宝と秘法を盗みだすことに成功しました。
盗み出された手法のうちの一つがエニアグラムだったのです。略奪でエニアグラムは初めてヨーロッパ諸国へもたらされ、21世紀の我々も利用できるのは皮肉なことですが、確かなことでもあります。
一方で、現地のアフガニスタンはこの百年間戦火の耐えたことがありません。

プロメテウスの伝説では、火に関してのおとぎ話があります。昔々、火は神様だけのもので決してヒトには譲ってもらえない神聖なものだったけれど、ある日神界へ上手に進入した人間の泥棒が火を盗んできて、それからはあっという間に他の人にも広まったのだというお話です。血塗られた歴史の証となってしまった神聖なエニアグラムも静かに燃えながら全世界へ紹介されています。